妊娠に影響を与える可能性のある薬物や化学物質とは?

2023年4月18日

妊娠中には、胎児の発育に影響を及ぼす可能性がある薬物や化学物質があります。
皆さんもご存知のものもあるかと思いますが今一度この機に何故良くないのかを知っておくと良いでしょう。
以下に一般的なものをいくつか挙げます。

 

1.アルコール:妊娠中のアルコール摂取は、胎児性アルコール症候群(FAS)やその他の神経障害、心臓病、成長障害、学習障害などを引き起こす可能性があります。

 

2.タバコ:妊娠中のタバコは、低体重児、早産、流産、胎盤剥離、先天性欠損症などのリスクを増加させる可能性があります。

 

3.薬物:妊娠中の薬物は、胎児の発育に悪影響を与える可能性があります。
一部の薬物は、先天性欠損症や神経障害を引き起こすことが知られています。

 

4.農薬や化学物質:妊娠中の農薬や化学物質の摂取は、胎児の成長や発達に影響を与える可能性があります。
特に、水銀、PCB、ダイオキシンなどの有害物質は、胎児に深刻な影響を与えることが知られています。

 

5.カフェイン:カフェインは、妊娠中の摂取量によっては、流産や低体重児のリスクを増加させる可能性があります。

 

妊娠中に何らかの薬物や化学物質を摂取する必要がある場合は、必ず医師に相談することをお勧めします。
また、妊娠前には健康診断を受け、既に摂取している薬物や化学物質が胎児に与える影響についても確認しておくことが重要です。
妊娠中に農薬や化学物質をなえるべく避けるための方法を記載致します。

 

1.有機野菜や果物を選ぶ:有機野菜や果物は、農薬を使わずに栽培されているので、妊娠中に摂取する場合には安心です。

 

2.水道水を飲む:水道水は実は厳しい基準に基づいて処理されているため、安全に飲むことができます。
逆浸透膜ろ過器などの浄水器を使用することで、さらに安全な水を確保することができます。

 

3.食品の安全基準を確認する:食品の安全基準を確認することで、農薬や化学物質がどの程度含まれているかを知ることができます。

また、食品の産地や生産者についても調べ、信頼できるものを選ぶことが大切です。

 

4.家庭内での化学物質の使用を減らす:家庭内での掃除や洗濯などで使用する化学物質の量を減らすことで、家庭内環境を改善することができます。また、化学物質を含まない製品を使用することも有効です。

 

妊娠中は赤ちゃんの健康を一番に考えることも大事ですが、自分自身をいたわる事も忘れないでください。
心身共に健康な妊娠期間を過ごしたいものですね。

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