女性ホルモン

2022年11月23日

女性ホルモンという言葉は、よく耳にするかと思います。
本日は女性ホルモンについて少し詳しくお話したいと思います。

女性特有の、約1カ月周期の心身の変化をつくり出しているのは、
おもに女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」
とされています。
卵巣から分泌される「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つがあり、
月経のある女性の心と身体の状態は、これらのホルモンの影響を受け、
約1カ月の周期(=月経周期)で変動します。

エストロゲンには、代謝アップや精神状態の安定化、肌の潤いやツヤを守るといった作用があり
このエストロゲンが増えていくと卵胞期は「心身ともに好調」でいられる時期といえます。
女性らしさをつくるホルモンが「エストロゲン」といえるでしょう。
プロゲステロンは、エストロゲンが減って心身ともに不調になりがちです。
排卵を合図に妊娠を維持しやすい状態に身体を整えようとして、栄養や水分を体にたくわえようとします。
そのため、太りやすい、むくみやすい時期といわれています。

この両者がお互いにバランスを取りながら分泌されています。
これが崩れると月経不順や不妊といった症状が現れてきます。
原因としては一番にストレスがあげられます。
無理なダイエット、食事制限、睡眠不足といった体に大きく負担がかかると、
脳は生命維持を優先させるので月経を止めてしまうといった働きをだします。

ホルモンバランスを整えるにはまず、健康な体を保つことが重要といえます。
心も体も健康でいることが子供を授かる一番の近道といえるかもしれません。
忙しい現代社会では簡単なようでとても難しいことといえるでしょう。

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