体外受精

2022年9月10日

みなさま、こんにちは。

本日は体外受精についてお話をします。
体外受精とは、不妊治療の一つで簡単にいうと通常は体内で行われる受精を体の外で行う方法のことをいいます。
不妊治療の中で最も妊娠率が高い方法が体外受精といわれています。

 

対象となる方は、主に受精障害、男性不妊、自然性交や人工授精で妊娠が成立しなかった場合や女性疾患である子宮内膜症や重症排卵障害などの症状がある方が適応にあたるとされます。

 

では、体外受精とはどのようにしておこなうのか。
体外受精とは膣から針を刺して卵巣から卵子を取り出し、その卵子と精子を体外で受精させその受精卵を妊娠しやすい時期に子宮に戻します。
針を刺すというと怖く感じるかもしれませんが、麻酔をして採卵しますので不安に思うことはありません。
ですが、麻酔をおこなわない病院もありますので、もし体外受精をおこなうことになった場合はしっかり病院へ確認をしたほうが良いでしょう。

 

さて、体外受精は妊娠率が高いと話しましたがどのくらいの成功率なのでしょうか。
妊娠成功率は年齢によって異なるといわれております。
年齢が妊娠の確率を大きくあげているのは妊娠適齢期において話しました。
体外受精の成功率は30~35歳では40~45%、40歳では約27%、43歳以上では約14%と年齢が進むにつれて下がっていきます。

 

一回で成功するのは厳しいかもしれません。
自分自身とパートナーの身体的、精神的負担を軽減するためにも
より少ない治療回数で妊娠するため病院選びを慎重にする必要があるのではないかと思います。

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