皆さま、こんにちは。
妊娠検査は耳にしたことがある言葉かと思いますが、
不妊検査という言葉はあまり聞かないのではないでしょうか。
本日は不妊検査についてお話しをしたいと思います。
不妊検査とは妊娠しにくい根本的な原因がないかどうかを調べるものです。
男性、女性それぞれに検査があります。
検査は一つではなく、様々な検査があり女性は一般的な検査を受けて
疾患が疑われる場合はさらに特殊な検査を受けます。
男性は精液検査や泌尿器の検査があります。
妊娠検査は体調の変化やパートナーとの性生活の中で気づき検査に受けにいくのが一般的かと思います。
では、不妊検査はいつ検査をしにいったらいいのか。
以前は、妊娠を希望してから2年間子どもが出来ない場合を不妊症と定義されておりましたが、最近、1年間に変更されました。
これは日本では晩婚化に伴い急速に妊娠を希望する女性の年齢が上昇していっていることに関係があります。
20歳代前半に比べて、20歳代の後半以降の妊娠率は減少していき、
妊娠した場合の合併症率も上昇しているそうです。
出産の年齢が上昇するということは胎児の体への影響、お産のリスクが高まるということです。
少なくとも30歳以降の妊娠を希望される方は、1年間を待たずに不妊検査をすることをお勧めします。
もちろん年齢関係なく、思い立った時に行ってみてください。
検査でわかることは自分の体を知ることにも繋がります。